9月16日、祝園弾薬庫フィールドワークをおこないました。
祝園分屯地は、精華町と京田辺市にまたがる弾薬庫で、政府の自衛隊基地強靭化の一環として、4億円の調査費が予算化されています。
基地の外からは内部の目視ができませんので、事前に航空写真やドローン規制区域図(防衛省)で状況把握しました。
まず、弾薬庫近くの「軍事鉄道鉄橋跡地」を訪れました。戦前は旧陸軍の弾薬庫で、近くを走っているJR(当時は国鉄)片町線から弾薬庫迄の引き込み線がありました。現在、線路も鉄橋も撤去されていますが、川の両岸に鉄橋の跡が残っていて、案内板が設置されています。
その後、分屯地の3か所の門を回りました。うち二つの門は草ぼうぼうで、長い間使用されていないようでした。近くにあるけいはんなタウン(関西学研都市)も車で通過しましたが、すぐそばに弾薬庫があるということは、まったくわかりません。




参加者からは「知らなかったら基地があるとわからなかった」「住宅密集地、学術研究都市に近い基地であり、敵基地攻撃した場合、報復攻撃効果の点で格好の標的となり得る」「時間が伸びたけど色々学べ伸びて良かった」などの感想がでました。
敵国攻撃能力を持つとは、日本全土が攻撃の対象となると〝覚悟〟することを意味しますが、京都も沖縄同様、報復攻撃の対象となりつつあります。
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by zenkokyoto
| 2023-09-26 23:04
| 取り組み報告
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